リムジンとタクシーの相違点、違いは料金だけではなりません ニューヨーク、ニュージャージー
リムジンとタクシー ここが違う
外見や料金だけではありません。リモ(リムジン)とキャブ(タクシー)はここが違います…
 




リムジンとタクシー


イエロー・キャブ
Crown Victoria
5人乗り

通常セダン型リムジン(5人乗り)
リンカーン・タウンカー
Signature型

リムジン型リムジン(5人乗り)
リンカーン・タウンカー
Excecutive-L型
前後部座席の間隔が広く、後部座席のフットスペースは通常型より6インチ広く造られていてゆったり乗れるのが エグゼクティブ型です。
後部ドアーは通常型よりも大きく造られており乗降が楽。
 
ストレッチ型リムジン
6-8人乗り

ストレッチ型リムジン
8〜16人乗り

イエローキャブ(クラウンビクトリア)とリムジン(リンカーン・タウンカー)は 良く似ていますが別の車です。

又、リムジンのリムジン(エグゼクティブ)はリンカーン・タウンカーですが、更に別の車です。 Town Car Executive-L は後部客席用のドアーが通常のタウンカーよりも10インチ(25センチ)大きいので 乗降が楽にできます。同じに見えても違う車です。
通常型タウンカー100台に対してExecutive-L型は15−20台くらいしか使われていません。

ストレッチ型リムジンは自動車メーカーが製造するリンカーンやキャディラックを改造して胴長にした車です。 自動車メーカーが製造している車ではありません。

車種 Taxi Executive-L
ホイールベース 2913mm 3142mm
車幅 1986mm 1986mm
車高 1443mm 1491mm
全長 5385mm 5624mm

<コール・リモの存在>
ちょっと紛らわしいですがコール・リムジンという ものが存在します。何が紛らわしいかというと車はリモ並の黒塗りのセダン を使用しています。リムジンよりは多少使い込んだ、つまり年数が経っているものが多いですが、 車両は黒塗りのセダンです。
しかし、経営はタクシーと同様です。運転手はジーンズだったり、普通の私服(スーツ上下を着ることはほとんど無い)で 仕事をしています。
無線デスパッチでタクシー並みの経営・運営をしています。したがってオーダーは次から次へと入ってきます。最初から予約無し で当日予約をする場合は車が来るまで待つのはしょうがないとしても、雨や交通渋滞で車の流れが遅くなったりすると 配車の予定が狂ってしまうことがあります。 「リムジン」として予約をしてある人がその割を食って空港で待たされるケースも 出てきます。
 「ターミナル送迎」(ターミナルの中まで運転手が迎えに来ること)が無いリムジンの場合はほとんどのケースがこのコール・リモ と考えたほうが良いでしょう。なぜなら、コール・リモは通常のリモよりも料金設定が多少安くなっているため空港内でお客 様を1時間ものあいだ待つのは人件費の関係から出来ないためです。
また、このコール・リモでもターミナル送迎を依頼すればしてくれます。言うまでも無く別料金を請求されることになります。駐車場 料金$9.00、プラス人件費$20.00くらいが平均です。つまり、料金が$30.00ほどアップします。しかも、1時間以内が 普通で、それをオーバーすると更に待ち料金が上乗せされます。
ある日、ANAが到着して20分後くらいに最初の乗客が到着ロビーに出てきました。ANA、JALの場合はファーストクラスの乗客 には地上職員のエスコートサービスがありますがその人はエスコート無しで出てきたのでビジネスクラスの人だったかも知れません。
その時に、ロビーには私を含めて15人くらいのリモの運転手がいましたが、その一番先に出てきた人の運転手はいませんでした。 乗客はすかさず携帯電話でなにやら話をしていました。多分、「運転手がいないがどうなっている?」という話でしょう。 その後他の乗客が次々と出てきて運転手に迎えられてどんどんロビーから出て行きましたが、そのお客様の運転手がロビーに 入ってきたのは15分ほど経ってからでした。
「運転手が遅れて来た」のか「到着してから電話をして運転手を呼ぶ」ようになっていたのかは乗客の運転手への対応(顔つき) を見れば一目瞭然です。
しかめ面をしていれば前者、にこにこしていれば後者。この場合は前者でした。
後から出てきたお客様が次々と送迎の 運転手と去っていくのを横目で見ながら出迎えの人々の視線を一身に浴びて「お気の毒に」と思うことがあります。

<TAXI>

1.タクシー、いわゆる「イエローキャブ」は流しのタクシーです。街中を流して客を拾います。 タクシードライバーをするには「英語を読み書きできるかどうか?」のテストがあるので一応英語は そこそこ話せる人間が運転をしています。
同じ英語でもお国なまりがあるので通じることも通じないこともあります。
スラブ系(ロシア系)、アラブ、インド(ターバン巻き)、パキスタン、バングラデシュ、中・南米出身者が圧倒的。

2.車内はかなりガタがきているものもたくさん走っています。ボデー外観は擦り傷や凹みが多数あるのは 珍しくありません。文字通り マンハッタン内等でストリート間の移動用に「下駄代わり」に使うのがタクシーです。

3.運転手の質は問うまでもありません。夏であればT-シャツ、ジーンズ、スニーカーが運転手の一般的な服装です。 運転は非常に荒く、運転が上手い訳ではない、乱暴なだけだが、一般車は事故を恐れて道を譲る、もしそうでなければ 事故は多発すると考えられる (マイナーな接触事故が)。乗客は荷物かなんかと思われることがしばしばです。

4.客を拾うために急停止をすることが多く、先を急ぐため(乗客は急がなくても運転手は数をこなすため急ぐ) 急発進も多い。どこをどう走るかは運転手が決める。
一元客を相手にしているのでいちいちマナーやサービスのことなど考える必要がない(暇が無い?)。

5.喫煙をする運転手は客待ちの間車内でタバコを吸います。そのため、乗客も車内でタバコを吸えることが多いです。 禁煙と書いてあってもタバコを吸わしてくれるケースが多い(喫煙家には有り難い)。当然運転手も吸う。

6.乗降の際の荷物は乗客が自分でトランクに積むのが一般的、ドアーも自分で開け閉めして乗降をします。
空港などで客が乗る場合は運転席に座ったままでお客が荷物をトランクに積むのを待っている横柄な運転手もいる。

7.マンハッタン以外の郊外の会社訪問あるいは友人・知人の訪問にはタクシー利用は可能な限り避けたほうが良いと思える。 相手(訪問先)の受ける印象が違ってくる。特にビジネスでは要注意。

<LIMOUSINE>セダン型リムジン

1.リムジン(ハイヤー)は基本的に完全予約制になっており、街中で客を拾うことは 許されていません。 (タクシー保護の観点)
空港で顧客をピックアップするにもタクシー乗り場等で客を乗車させることはできません。一般者の送迎用の場所を 使うか(ターミナル内送迎無しの場合)、空港の駐車場に車を入れて到着ロビー内まで顧客を迎えに入り、顧客と共に 駐車場に戻ってから乗車することになります(ターミナル内送迎有り)。
多少料金が安い会社があっても多くの場合はターミナル内まで迎えに入らない場合が多いです。つまり、料金が安い分 サービスの内容を割愛しているので実際は料金が安いことにはならないので注意が必要です。

大手のリムジン会社がビジネス客を相手にしている場合はすべてこのターミナル送迎を基準としています。理由は 早く空港を出発できるというメリットがある。

2.ボデー外観に傷があったり凸凹がある車両は皆無でピカピカに磨かれています。文字通り日本のハイヤーと同じ レベルでメンテナンスされています。車内は清潔に整備されており、グラビア雑誌やミネラルウォーター等を常備して いるケースが多い。

3.運転手は制服又はダークスーツ、ネクタイ着用、黒革靴が普通。夏場は上着を脱ぐ運転手が多いがエアコンが 効いている以上上着を着用するのがマナーの良い運転手。

4.言うまでも無く、運転には細心の注意を払いスピードよりも「余裕」を優先する運転を求められている。通常は 乗客の通りたいコース(多少回り道になっても見晴らしの良い場所等)を走る。

5.運転手が喫煙者であっても車内でタバコを吸うことはない。必ず待機時間中に車外で吸うことを義務付けている 会社が多い。乗客も車内でタバコを吸えない(禁煙)ことが多い。

6.乗降の際の荷物の積み下ろしは運転手が手伝う。ドアーは運転手が開け閉めする。

7.マンハッタン以外の郊外の会社訪問あるいは客先の訪問には余裕を持ってリムジンをご利用することを お勧めします。 毎日のことならコストもばかになりませんがたまに訪問する場合は是非リムジンを利用して相手に与える印象を良 くすることがビジネスの成功にもつながり、客先への礼儀にもなります。

8.料金はタクシーよりもちょっと割高であるが、サービス(車両整備、運転手の質、車内の清潔度等)の点を 考慮するならば「それ相応」と言え、決してただ高いだけでないことが分かります。
初めてのニューヨークであったり、想い出旅行であったり、大切なビジネス目的の場合はちょっと割高でもリムジンを お勧め致します。

9.車内にはミネラルウォーターを常備しお客様がご自由にお飲みできます。また、豪華社内誌は長旅の場合でも 退屈しません。

<LIMOUSINE>ストレッチ型

日本で一般的に言うところの「リムジン」とはこのストレッチ型の8人乗り、10人乗りの「長〜い車」を想定するが、 ニューヨークでは短にリムジンというと「ハイヤー」のことであり、長〜い車体のものは「ストレッチ・リモ」 と呼びます。
車内にはバー、冷蔵庫、テレビ、その他のエンターテイメントが備えられています。まあ、1時間で300ドルとか 払う訳ですから当たり前と言えますが…。
ミリオネヤー(億万長者)は別として、ニューヨークでは一般人は結婚式の際に教会やパーティー会場或いは新婚旅行 出発前にホテル行く際等の場合に使われます。
料金はタクシーの7〜8倍くらい、標準リムジンの3-5倍くらいの料金(1時間当たり$300.00〜)が必要となります。 大人数で使えば高くない。4−5人のグループでの旅行なら「別々にタクシーを使ったつもり・・・」と割り切れば 決して体験できないものでもありません。

ストレッチ型リムジンは自動車メーカーの工場から出荷された標準車両を町の改造業者の工場で半分に切断され、 胴長にする部分を追加して改造した車両です。改造には通常約一ヶ月弱の所要日数を必要とする。 自動車メーカーが製造している車ではありません。
いわゆる 『 改 造 車 』 です。

なんでも改造します。リンカーン、キャディラックは言うまでもなく、ベンツもあれば、SUVの改造ストレッチ・ リモまであります。

☆リムジンは普通乗用車だけではありません。SUVの四駆の車もリムジンとして使われます。早い話が「リムジン」 として車を登録すれば車種は 何であっても「リムジン」なのです。通常のバンも有ればミニバンのリムジンもあります。実に多種多様です。 車種は何かを予約の時点で確認するのが良いでしょう。

サバを読む運転手
国際線の到着の場合は入国審査に時間が掛かります。両手の指紋を指全部10本要求されることもあります。 又、時間帯によっては 同時刻に国際線がA社、B社、C社、と2便、3便も同時に到着することがあります。 そうなると入国審査場には1000人近い人が並ぶことになります。こうなると列の 最後つまり一番最後
に到着した便の乗客は1番目に到着した乗客と同じ入国審査場にいてもロビーに出る時間は1時間以上の差がでる ことが普通です。
運転手にはその状況は分かりません。同じ時刻に3便が到着することも知りません。しかし、通常では飛行機が到着してから30分以内に 乗客が到着ロビーに出てこないのは「常識」となっています。従って、11:00AMの到着の便が定刻で着く(これは事前に分かる)ことが 分かっていれば運転手は「11:30AMに到着ロビーに入れば充分」と考えて予定を立てます。しかし、出迎えのお客様がファーストクラス だったりビジネスクラスだったりすると1番始めに到着した便の乗客なら20分で到着ロビーに出てくることもできる場合があります。 こうなると乗客は運転手がロビーに入ってくるまで10分間待たされることになります。
又、お客様の乗った飛行機がC社で3番目に到着している場合はたとえ運転手が11:30AMに到着ロビーに入ってもお客様が出て来る まで更に30分以上待たなければならなくなります。こういうことが頻繁にあるので運転手は定刻には到着ロビーに入らないことが多く お客様が運転手を待たなければならないことが多くなるのです。
出迎えのための空港の駐車料金は30分ごとに$3.00、$6.00、$9.00、$12.00と料金が上がるので「経費節減」のために 駐車場に入る時間を遅らすことが原因でもあります。又、ロビーに迎えに行かず到着ロビーの外で迎える場合でも空港内は全面的に 駐停車禁止になっているので早めに空港に入っても待つことができません。警察や警備の人間から立ち退きを要求されます。 そのため空港外で待つことになります。したがって「今、着いた」と連絡をもらっても 到着ロビーに行くまでに5-10分が必要となります。
到着時間から到着ロビーで待つリモ運転手は全体の半分くらいと見受けます。


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